ホームシアターを構成するのに必要な機器、サラウンドシステムの概要です。
『サラウンドシステムってこんなので構成されてるんだ〜』って感じていただけるとうれしいです^^
機器の概要(サラウンドシステム)
■5.1chサラウンドシステム
ホームシアターを構成するのに必要な機器である5.1chサラウンドシステムの機器構成を説明します。 5.1chサラウンドシステムは、5つのスピーカー、サブウーハー、それを制御するアンプ(AVセンター)で構成されています。5つあるスピーカーは前方に3つ、後ろに2つそれぞれ配置場所や役割が決まっています。
上の画像はonkyoが提供している5.1chサラウンドシステムです。
以下で、各機器の役割・特徴を説明します。右側にある画像は5.1chサラウンドシステムの機器構成で、赤色の部分が説明している機器になります。スペースの関係で省略していますが、左側のタイトル部分でどの機器か説明されています。
5.1ch以外にも6.1ch、7.1chといったより臨場感あふれるサラウンドシステムも存在しますが、ここでは5.1chを例にしています。
L/Rフロントスピーカー(LF/RF)
画面(TVやスクリーン)の左右に設置するスピーカーです。
役割は主に効果音や、バックミュージックなどを鳴らします。
センタースピーカーと合わせて、メインの音を担当しています。
センタースピーカー(C)
視聴者の正面に配置するスピーカーです。
主にセリフなどの音を担当する重要なスピーカーです。
他の4つのスピーカーと較べて、出力の弱いスピーカーを使うとセリフが聞き取りづらいくなることもあります。
サブウーハー(SW)
役割は主に重低音。爆発音や地響きなどに迫力を持たせます。
戦争映画やSF映画では、特に重要な機器になります。
一般的に前方の左右どちらかに配置することが多いですが、
低音の性質上、配置はあまり気にする必要がありません。
LRサラウンドスピーカー(LS/RS)
視聴者より、やや後ろに配置するスピーカーです。
音で包み込んで、臨場感を提供してくれます。
迫力のある映画では、前から飛んできた銃弾が頬をかすめて後ろに突き抜けていくのを表現していたりします。
木々のざわめきが後ろから聞こえてくると言った効果は、サラウンドスピーカーがあってこそのものです。
アンプ(AVセンター)
5つのスピーカー+サブウーハーをコントロールする装置で、指揮者のような役割を果たしています。
DVDプレイヤーと一体型のモノもあります。
再生機器(DVDプレイヤーなど)から、音声データを受け取ってスピーカーに分配。
より臨場感が出るように、場面にあわせ各スピーカーの音量などコントロールしてくれます。
このページの画像はonkyoに提供して頂いています。