サラウンドは迫力あるホームシアターを作るための重要ポイントです! そんなサラウンドシステムについて、ちょっと踏み込んだ解説です。
サラウンド方式(DTS、AAC)
■DTS社のサラウンド方式
DTS社=デジタル・シアター・システムズ社の提唱する方式で、DVDなどでオプション音声(テレビでいう副音声)として記録されていることがあります。
DTS
5.1ch対応の方式。 ドルビーデジタルに較べ、圧縮率を低く、そして多くの情報が記録できるため、高音質な再生が可能。
DTS−ES6.1ch対応。DTSの上位方式でDTSデコーダーと互換性有り。 DTS6.1マトリックス、または、DTS6.1ディクリートで記録されているDVDであれば、6.1chで再生され、DTS方式で記録されたDVDであれば5.1chで再生される。
DTS−Neo:66.1ch対応。 DTS−ES用デコーダーの機能を応用して 2chステレオ音源やドルビーサラウンド方式で録音された音声信号を、6.1ch化して再生することができます。 DTS−Neo:6はすべてのDTS−ES対応製品に搭載されています。
■MPEG2規格のサラウンド方式
AACは、MPEG2規格のサラウンド方式、BSデジタル放送や、地上波デジタル放送の音声規格に採用されています。
AAC(MPEG-2AAC)
AACは、5.1ch対応の方式で、BSデジタル放送や、地上波デジタル放送の音声規格に採用されています。 地上波デジタル放送への完全以降は2011年ですので、これから購入する方はAAC対応機種を選ぶことをお奨めします。